ガラケー生活のレビュー

こんにちは。今年ももうすぐ終わりです。

ガラケーの生活を一年送ってみましたので、その感想を書いてみようと思います。いい点悪い点、色々あるのですが今回はその中でも、良かった点を三点紹介します。

 

まず一点目として、「集中力が削がれにくい」点です。私は電車で通勤をしていて、その間は必要な本を読むことにしています。スマホだったころは漫画アプリが起動して時間を削いでいましたが、ガラケーになってからそれは減りました。

スマホは明らかにガラケーよりも便利です。小さい中に多機能が備わっています。しかしそれは同時に、集中力が分岐しやすいということでもあります。ライン一つの操作から始まり、最終的にSNSの海に溺れる、そのような経験はガラケーでは起こりません。なぜなら、アプリが入らないから。ラインの返事すらできないから。

 

二点目として、「不自由が備えを生む」という点です。ガラケーになってから逆説的に道に迷いにくくなった感じがします。これはどういうことでしょうか?まずもって説明しますと、ガラケーには地図のアプリが入っています。しかしながら、月に200メガ(ギガではなく、メガ)の契約通信料でそれを起動することはあまりに恐ろしく、私はまだ使っていません。一瞬本気で、持ち運びできるカーナビを持ち歩いてやろうかとも思いました。その話を周りにしたところ、「スマホを持てばいいじゃん」と言われました。ぐうの音も出ませんでした。


しかしながら、今のところガラケーでなんとかやれています。理由は二つあって、一つは日頃の暮らしで知らない場所に行く機会が少ないからです。(外回りなどない私の場合ですが)そしてもう一つは、「その場で調べられないから、事前にしっかりと確認しておく」癖がついたからだと思います。万能は安心を生みますが、それは時として過信につながります。GPSの矢印の向きが分からず、迷ってしまったことが何度あったことでしょう。そしてすぐに電池が切れる。それに対して、ガラケーの圧倒的な限定性は、自分への不信、ひいては危機感と準備の必要性を生みます。紙の地図を持ち歩き、付箋にルートを書き込むという行為を誘発します。余談ですが、紙の地図は色々と書き込みが出来ますし、チケットとかの挟み込みも出来るので、それなりに気に入っています。縮尺が足りなくて、二本の指でうっかりピンチアウトしてしまった、そんな経験なんて、ありません。

 

三点目。軽い。電話がしやすい。充電が三日に一度で十分。三つくらい出てきました。

 

以上が今回の分のガラケーのレビューとなります。また詳しいことは機会がありましたら。ではではー。

今週のお題「買ってよかった2021」