2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シンエヴァンゲリオンが観たい…(ただの雑記)

ただの雑記です。なぜ、日曜日に外出がしたくなるのだろうと思いました。もっと正確に言えば、何故新しい映画(シンエヴァンゲリオン)が観たくなるのだろうと思いました。 どうも、新しい刺激を求めるような性質があるのではないでしょうか。 生きるために…

春はあけぼの!(別にあけぼのでなくてもよい)(『枕草子』より)

昨日の歩数は9319歩でした。今日は日本古典文学大系19番の『枕草子 紫式部日記』より、『枕草子』です。 春はあけぼの【夜明け前】。やうやう【次第に】しろくなり行く、山ぎは【空の山に接するあたり】すこしあかりて【明るくなって】、むらさきだちたる雲…

詩の授業の構想②

前回の続きです。 詩を読むという行為には、驚きが含まれているのではないかと思います。物の見方と、その表現の仕方、或いは、物に対する感じ方や考え方に対する驚きです。他者のそれと向き合うことで自分との差分が意識されます。それがまた自分の意識に対…

詩の授業の構想①

和歌や詩を高校生にどう教えるかについて、少し疑問に思いました。今回は今後のために、覚書程度に書いてみます。 言葉が難しい場合、まず「何が書いてあるか読み取る」時間が必要かなあと今日思いました。次に、書いてあることから「何を感じるか」を文章化…

高校生に和歌を教えるために①立春の歌

春立つと いふ許(ばかり)にや みよしのの 山もかすみて けさは見ゆらむ 【訳】 春が立ったというだけで、吉野の山も霞んで、今日は見えるのだろうか。 【注釈案】 ・「いふ」は「言う」ですね。(文中のハ行「ふ」はワ行(ワイウエオ)の「う」に直します…

怪談への返し方に困ったときは(『近世随筆集』より)

おとといの歩数は12896歩でした。今日は日本古典文学大系96番の『近世随筆集』から『孔雀楼筆記』です。初めて開きましたが、思わず笑ってしまったので、冒頭の部分を載せます。随筆なので、どこから読んでも大丈夫(でしょう、多分。) 名山霊地ニハ、必ズ…

本を開く、梅の香(『大鏡』より)

昨日の歩数は9121歩でした。今日は日本古典文学大系21番の『大鏡』です。例によって一部しか読んでいませんが、たくさんの人の、面白いエピソードが短く載っています。菅原道真のエピソードです。政敵の陰謀により、流されることが決まった後の場面です。 こ…