シンエヴァンゲリオンが観たい…(ただの雑記)
ただの雑記です。
なぜ、日曜日に外出がしたくなるのだろうと思いました。もっと正確に言えば、何故新しい映画(シンエヴァンゲリオン)が観たくなるのだろうと思いました。
どうも、新しい刺激を求めるような性質があるのではないでしょうか。
生きるために生きるのと、刺激を得るために生きるのとでは、金銭的なハードルが違います。むしろ、大きな棚を買えば買うほどそこに物を詰め込んでしまうように、お金を持てば持つほどそれを刺激に変えることを考えてしまうのではないでしょうか。お昼のリフォーム番組を見て、持ち家が無い人は「家が欲しいわねえ」と言い、家を持っている人は「ああいう風にリフォームしたいわねえ」と言うようなことになるのではないかと思いました。それとも、どこかに線が引かれていて、一定以上の年収の人は新しい刺激を欲しがる気持ちから解放されるのでしょうか。お金がある人が足るを知るのでしょうか。分かりません。
詩の授業について考えて、いつもの散歩道に発見を生み出すのが詩の一つの効用かなあと思いました。もし、いつも散歩道で深く満足できるとしたら、それはそれで「役に立つ」ことなのではないかと思います。いや、文学が「役に立つ」ところを見せろと言われるのでこういう理屈を考えるのですが、別に役に立たなくてもいいじゃないかとも思うのですが…
とにかく、新しい刺激を求めるのではなく、むしろ刺激を少なくしていくという考え方もあるよなあと思います。もしくは、刺激にあふれる世の中ですが、自分にとって必要な刺激を考える時間があってもいいのではと思います。刺激の「質」を求めるという考え方でしょうか。
なので、私はシンエヴァンゲリオンを見に行くためにお金をやり繰りする必要はないわけです。そういう風に自分を説得してみたものの、見たいものは見たいなあと思った、よく晴れた日曜日の昼下がりです。